肉・内臓料理

赤坂四川飯店の本店へ。定番の陳麻婆豆腐を食す。

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赤坂四川飯店の入っているビル 先日、ホテルニューオータニに行く機会があり、近辺で食事をする場所をさがしていたところ、「四川飯店の本店に行ってきなよ!」と家族に言われ、四川飯店がまさかの永田町界隈にあったことを初めて知りました。
というかテレビなどで永田町とか赤坂とか虎ノ門とか聞きますけど、東京の地理が地図で浮かばない。だから官庁街と赤坂が結びついていなかったのです。
「すごく地味なビルに入っているよ」といわれた古いビルは全国旅館会館なる名前の四角いビルで、ビルの片隅に赤に白抜きの「四川飯店」の看板が目印。陳建一さんのお父さん、きっとこの界隈のお役人さんや政治家に愛されるお店を作ってこられたのだなぁと、しみじみするものがありました。

赤坂四川飯店 看板 こちらが全国旅館会館ビルの片隅にある真っ赤な看板です。
まわりが茶色っぽいじみーなビルに囲まれていますので、際立つ。
だけど、小さいからそんなに目立ちません。このビルの5階と6階がお店だったかな。

赤坂四川飯店 陳麻婆豆腐定食 お昼の定食の中から定番の陳麻婆豆腐を選びました。海老団子定食とかかなり悩んだ。
辛いおかずの定食と辛くないのとあって、やっぱ四川料理屋にきたからは辛いのでしょ。
それも四川風の山椒が利いたのを所望した。普通の麻婆豆腐もありましたよ。

四川飯店 陳麻婆豆腐定食のごはん おひつで出てくる 実はこの定食、ご飯は小さめのお椀に軽く盛った形ででてきたのですが、
お代わりは自分で出来るようにおひつに入ってでてきます。
量的には丼飯くらいの量がありそうです。男性陣ならぺろりと行けそうな感じ。

肝心の陳麻婆豆腐はそれほど辛くはないけど、山椒がたっぷりなので汗は噴き出ます。
汗っかきの人は滝のように汗を流しながらたべている様子でした。
ただ印象としては日本人向けにアレンジしてかなり山椒が控えめで上品な感じでして、
このあたりが日本で陳一家が成功した秘訣であろうとうかがえた。

ご飯の上に麻婆を盛りながら麻婆丼にして食べました。美味しかったです~。

四川飯店の桜月餅 訪れたのが3月末。ちょうど桜の咲く頃です。(東京では8分咲きくらいでした。)
おまけでお店のレジにあったこちらをお土産に購入して帰りました。桜月餅300円。

四川飯店の桜月餅 もちかえるときに少しつぶしてしまったけども、さくらの形をしております。

四川飯店の桜月餅 かじったところ かじってみてびっくり。こちら中身は完全に「和」テイストだったのでありますよ。
白あんに桜の葉っぱの塩漬けがはいった桜餡がはいった月餅だったのです。
家族が「これは和菓子だよ!」と言い切ったくらい。中華菓子と和菓子の融合です。

本場の四川で料理を食べると、山椒がこれでもかとてんこ盛りの上、唐辛子もどきつく、
油も浮いていたりして、結構なビジュアルなことがある四川料理でありますけども、
さすがに日本で日本人向けにアレンジされ、大成功をおさめたお店の味でした。
確か、10年くらい前に立川のグランビアかなにかの陳麻婆豆腐のお店で食べたことあるけど、
あのときはこんなに美味しく感じなかったなぁ。

いつか夜の部で料理をいただいてみたいと思いましたね。
でもまたホテルニューオータニとかあの界隈に用事が出来たらランチに行ってみよう。
次は違うメニューをたのみますよ。もちろん。

赤坂 四川飯店

赤坂四川飯店の入っているビル 住所:東京都千代田区平河町2-5-5 全国旅館会館ビル 5F・6F
電話:050-5868-2308 (予約専用番号) 03-3263-9371 (お問い合わせ専用番号)
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:00) 17:00~22:00(L.O.21:00) 無休(年末年始を除く)
ホームページ:http://www.sisen.jp/

赤坂 四川飯店四川料理 / 永田町駅赤坂見附駅麹町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5