埼玉県北部にある行田市は日本最大円墳「丸墓山古墳」などの大型古墳が群集する「埼玉古墳群」があり埼玉県名発祥の地なのだそうです。歴史好きの方にとってみればのぼうの城の舞台となった忍城址などとともに、非常に興味深い土地と思われます。
私の中では行田といえばゼリーフライの町。関東地方のロケ番組で時々取り上げられるため、名前だけは知っています。フライと言いながら揚げてないフライや、ゼリーでも何でもないゼリーフライ。まさにB級グルメという感じの代物のようで気になっていました。 中途半端に遠いのでなかなか行けなかったのですが、やっと食べてきた。

行田 埼玉 ゼリーフライ かどや こちらがゼリーフライです。ジャガイモとおからを混ぜて揚げたものです。
小判型なので「銭フライ」と呼んでいたところ「銭」がなまって「ゼリーフライ」となった。
見た目はコロッケみたいですけど、よく見るとわかるようにパン粉の衣がありません。
これは銭フライという名称はしっくりきますね。

行田 埼玉 かどや ゼリーフライ 割ったところ 外側はちょっとカリカリな感じ。そして、中の具の食感がとっても面白い。
ジャガイモとおからだけではポロポロでまとまりませんから小麦粉でつないであるようです。
だから食感はねっとりとしているんですが、でも、味はジャガイモなんですよ。
おからが入っていると聞いていたので、コロッケよりぽそぽそしていると思っていたのです。

味つけは全体にソースを絡めてありました。群馬、栃木などで口にするウスターと似てる味。
ちょっと甘めでさらっとしたソースなので、さっぱりといただけてよいです。

行田 埼玉 フライ かどや そして、こちらが揚げないフライです。
小麦粉を水で溶き、鉄板で薄く焼きながらネギ・肉などの具を入れて作るとか。
富が来る「富来」、行田が布の産地だったことにちなんだ「布来」といった語呂合わせからついた名前だそうで、昭和初期、足袋の工場で働く女工さんが休憩時間に食べて広まったそうです。

行田 埼玉 かどや フライ 断面 断面はこんな感じですね。私が食べたお店は桜エビがはいることが特徴だったので、
桜エビの香ばしい香りがお口の中に広がりました。
なんだかこれもそれほど高い具も入れないし(桜エビは入ってるけど)、庶民の味です。
他のお店のフライは桜エビではなく、肉が入るのが普通みたいですよ。
地元に親しまれて、こういうのをB級グルメっていうんだろうな。

行田 埼玉 ゼリーフライ かどや メニュー フライ、ゼリーフライともに東行田駅から徒歩数分のかどやさんで食しました。
行田市にはフライ、ゼリーフライを出すお店はそれほど無数にあるのですが、 このお店には100歳の看板娘がいるフライ屋があるというので行ったのです。今もご健在かなぁ?
そして、フライとゼリーフライを両方扱っているお店も珍しいそうなんですが、このかどやさんは両方食べられるので、それも都合が良かったのでした。

行田 埼玉 かどや豆腐店 ゼリーフライ カレー かどやさんでフライとゼリーフライを食べた後、通りすがりの豆腐店でカレーゼリーフライお持ち帰り。
焼きたてを食べるフライと違い、ゼリーフライはお弁当やなどのテイクアウトのお店に並ぶのが普通のようです。冷めていましたけど、カレーの味がしっかりついていたのでまた違った味で美味しかったです。
地元の子供たちはこういうのを部活帰りに買い食いしているのであろう。

B級グルメイベントで行田市って毎回目にするんだけど、浸透しきってない気がする。
見た目も味も地味ですが地元の人に愛され続け、こういうのこそB級という称号がふさわしい。
おからって安いし、コロッケ作るときのかさ増しで使うのもよさげですね。
パン粉も省けば油も吸わなそうだし、材料費も減るので家計にも優しそう。
今度作ってみようかな~。そんなおかずでした。

かどや

行田 埼玉 かどや 外観 住所:埼玉県行田市桜町3-8-1
営業時間:11:30~18:00 日曜休

食べログを見ると掲載保留になっているのですが、ブログ口コミはまだ見かけます。
2013年11月末の口コミがあるので、お店はまだやっていそうですね。

かどや豆腐店

行田 埼玉 かどや豆腐店 外観 住所:埼玉県行田市宮本6-6
電話:048-556-3908
営業時間:6:00~19:00 日曜休

行田市駅から徒歩圏内にあるお豆腐屋さん。
お豆腐屋さんなだけあって、おからを使用するフライは当然製造販売しています。
朝早くから営業しているだけあって、オーソドックスなフライは売りきれで、
カレーゼリーフライを購入したのですが、冷めても美味しかったですよ。

かどや豆腐店コロッケ・フライ / 行田市駅東行田駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0