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熊野古道を歩くときに持参したい。熊野古道弁当。

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熊野古道弁当 熊野古道が世界遺産に登録されたことや近年の山歩きブームで訪れる観光客はたくさんいると思います。しかし、「古道」と名のつくとおり、徒歩で参拝するのは山歩きコースです。
近所の人ならお弁当をつくって持って行けるけど、観光客はどこかで準備するしかない。
宿泊した宿で頼めるのかなぁ?と調べていたら、周辺では熊野古道を歩く人向けに竹皮の弁当箱にいれたお弁当を作ってくれるお店がいくつかみつかりました。
今回はその中の温泉民宿大村屋さんの熊野古道弁当です。

熊野古道弁当とらっきょう漬け こちらがその熊野古道弁当の見た目。竹皮の包みがとても風情あっていいですよね。
今は安くて重ねられて大量に作れるプラスチック製の弁当箱が主流ですが、
プラスチック製だと味気ないですもん。その代わり竹皮は汁気があるものが一切入れられない。

左の蓋付きの容器におかずが入っていて、真ん中の包みはご飯(おにぎり)です。
一番右は湯の峰温泉の朝一で買った手作りのらっきょう漬け。

熊野古道弁当 中身を開けるとこんな感じ。きゃらぶきや茸など山菜や竹の子。煮物などの和風のおかず。
山菜などは女将さんが山で手摘みしてくるそうです。
そして、おにぎりは4つ。四種類がはいります。
いなりずし、山菜おこわ、古代米のおこわ、それとめはり寿司なんじゃないかな。

めはり寿司は塩漬けにした高菜の葉っぱでご飯を包んだおにぎりです。
この辺り山仕事をする人たちのお弁当として、おにぎりと漬物を同時に片手で食べられるように 作られたのが始まりで、いわゆる家庭の味だったそう。
今は専門のお店があったり、こうやって観光客向けにお弁当に入れてくれたりしてます。

ちなみに大村屋さんは川湯温泉にある民宿ですが、本宮町内なら配達をしてくれます。
熊野本宮大社の古道歩きツアーに申し込んでいて、その出発に合わせて届けて頂きました。
他のお客さんがいるとはいえ、お弁当一つを配達してくれるんだからありがたい。

今は消費税増税の関係で、値段を据え置くために竹皮のお弁当箱をやめたそうです。
この雰囲気あるお弁当が変わっちゃったのは残念ですが、仕方ないですね。
ちなみにめはり寿司がどん!と3つ入っためはり寿司弁当など、他の弁当もあります。
熊野を歩きに行くときは、こういうお弁当、探してみてくださいね。
宿泊地の近くに必ずこういうお店あるはずです。(泊まった宿でつくってくれる場合も。)

温泉民宿大村屋のお弁当

住所:和歌山県田辺市本宮町川湯
電話:0735-42-1066
ホームページ:http://www.oomuraya.net/food/index_bentou.html