我が家で花巻に行くとなると、イコールで大沢温泉にのんびりしに行くときです。 自炊部で3～4泊はするので、その間、何回かは花巻で外食をします。
今回、夕食に選んだのがここ「みやかわジンギスカン」。JR花巻駅から1キロちょいくらい離れた場所にあるお店です。大沢温泉に帰る路線バスのバス停もほど近く、食事して、最終バスで温泉に戻ればバッチリ！
ラム肉を焼いた煙に埋もれるので、洗える服で行って、宿に戻ったら速攻でお風呂にどぶーんしましたよ。流石に（笑）

ご飯持ち込みでジンギスカン。持ち込み歓迎だそうです。

宿に戻る最終バスに乗るため、お店の営業開始時間の17:00で予約をしておきました。
店内は4人が座れるテーブルが6つほどの小さなお店で、既に2つは予約席になっていた。
いきなり行って入れなかったらコトですし、予約しておいて正解でした。
そして、予約しておいたので、鍋を温めてくれており、いきなり肉を焼ける感じ。
脂が飛ばないようにテーブルに新聞紙を引いてあるのもなんか飾らない感じがいいですよね。

食べもののメニューはジンギスカンしかありません。ラム肉しかメニューにないのです。
だけどもラム肉を頼むと、ラム肉とセットで白菜が出てきます。写真は2人前。

生ラム肉をアップにしてみました。結構な厚切りで食べ応えがありそうですよね！

ラム肉の皿に乗っていた脂で鍋をつやつやにして、鍋の縁の脂だまりに白菜をオン！
ジンギスカンの開始！
ちなみにこのジンギスカン鍋は子供の帽子くらいの大きさです。これまで何回かジンギスカンは食べていますが、割と小ぶりなタイプのお鍋だなと。

真ん中の空いたスペースは当然肉の場所です。分厚くて脂身の少ないお肉をじっくりと焼く。
じーっと焼けるのが待っている間、鍋をよくよく見ていると、うっすら隙間があってガスの炎が見えました。
脂が落ちるように？編み目状というと変だけど、切れ目が入っていたのです。わかんなかったなー。

お肉を箸でつまむとこんな感じです。肉厚で脂も少ないけど、これが柔らかくて美味しいの。
変な臭さもありません。
そして、タレもなかなか美味しくて、テーブルに出ている辛味調味料を入れると尚可。

ところで、みやかわさんの各テーブル横の壁にはメニューが貼ってあるのですが、一番上にジンギスカン　ラム肉があり、その後はずっとドリンクメニューが羅列してあります。
その最後の方をアップにしてみたのがこの写真。ご飯が数量限定って・・・なかなかの店ですね。

「ネット見てると、炊飯器ごと持ち込むお客さんもいるみたいだよ」
とか言われましたけど、お店の看板に「おにぎり持参でジンギスカン！」って書いてありますけど、
普通のお店は持ち込みなんて不可なので、本当に大丈夫なのかはドキドキでした。

持ち込んだのはこいつです。みやかわの前にユニバースというスーパーがあるのですよ。
そこで購入した白ご飯です。塩おにぎりとかもあったけど、おにぎりよりも白飯かなと思って。

でもスーパーのご飯も当然冷や飯なので、温かいのを食べたいから軽く握って○おにぎりにした。
そして、これをジンギスカン鍋で焼いて焼きおにぎりにして食べたの！これが正解でした！
焼けたおにぎりにジンギスカンのタレを少しだけ付けて食べるのがうまかった～。

ただ、ジンギスカン鍋の端っこで焼くと肉の脂が垂れてきて、脂でおにぎりが崩壊するので、次は鍋の頂上で焼こうと思います。その場合は丸く握ると転がるから三角おにぎりか俵おにぎりかな。いや三角なら肉を焼くスペースの一部をおにぎり用に使えるかな。

ちなみに周りのテーブルはタッパーにご飯を入れて持参している人と、持ち込み忘れて注文している人といました。 開店したばかりの時間だったのに、「ご飯3つあります？」と聞いたら「二膳しかない」と返されていて、ともかく、炊かないんですね。このお店。 注文があるかどうかがわからないし、人によって食べる量も違うし、余らせて捨てるくらいならお客さんに持ち込んで貰おうと思ったのかも知れません。自分たちで食べるにも限界ありますしね。

久しぶりのジンギスカンでしたが、肉がともかく軟らかくて美味しかったです。
この前食べたのは北海道の羊肉で「国産サフォークうまー」なんてゆってましたけど、輸入肉でも美味しい！
冷凍ラム肉をまん丸の薄切りにカットしたり、タレにどっぷり浸けた薄切り肉を焼いて食べるジンギスカンとは全く違った料理です。肉のおいしさを味わえます。

ただ、肉がこれだけあると、野菜ももうちょっと食べたいです。野菜だけ追加できたらいいのに。
それかキャベツか白菜だけなら持ち込み可とかにしてくれると大変ありがたいです。足りない！