信州伊那谷名物の馬のおたぐり。弾力があって分厚い腸。流石は馬!
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。
おたぐりとは、馬のもつ(腸)の煮込み料理のこと。長野県の飯田市や伊那市など伊那谷の郷土料理です。
馬は鉄道やトラックなどの輸送機関がなかった時代に徴用されていましたが、関東近辺では、シルクを運んだいわゆるシルクロードに当たる地域では、食べられていた歴史があり、そのルート上に馬肉を食べさせる店は細々と残っていたりします。
それでも馬といえば、有名なのは熊本と長野でしょうか。そして、馬肉は食べれど、内蔵まで食べる地域になるとぐっと減ってきます。
さらにこのおたぐりは長野の中でも、伊那谷だけでしか食べられない郷土の味だそう。
冒頭の写真のおたぐりはJR飯田駅前にある居酒屋〆清さんで頂いたおたぐりです。
カウンターだけの小さなお店で、座って注文したら、すぐさま出てくるのがこいつ。
電車の時間までかあるく一杯。爪楊枝でつつきながら頂きます。
ちょっと癖のある匂いがあって、好き嫌いが分かれると言いますが、・・・憶えてないなぁ?
それより豚モツなんかと違って、とにかく分厚くて弾力があって、そっちの印象が強かったです。
そして、塩味・味噌味・醤油味など、店や家庭によって味付けが違うらしいのですけども、 このお店のは塩味です。七味をちょいと効かせてピリリとさせて食べる。
確か土曜日の昼間に行ったんですよ。飯田線で豊橋からぐーーっと上がってきたんです。
三ツ輪さんで持ち帰りのおたぐり買って、お菓子屋さん冷やかしておやつ買って、電車の時間まで一杯。
そしたら、地元の常連さんとおぼしきおじさまが一人ふらりと入ってきて、注文も何もしてないのに、自動的にチューハイとつまみが供され、おじさまも無言で受け取ってグビリと飲んだ。
ああ、なんかすごい店だなぁと思って見てました。あうんの呼吸というか、なんというか。
私はカウンター席って苦手なのでアレですけど、行きつけの店っていいなぁと憧れてしまいました。
(ちなみに私にはそんなお店はない。まあ、そもそも昔から電車通勤じゃないですし。飲めない。)
ちょうど行った時に出前かなにかで店主がいなかったのですが、五分ほど待ったら戻ってこられ、おたぐりをお持ち帰りしました。
馬の腸の煮込んだのがはいったでっかいボウルがいくつもあったとかなんとか。
おたぐりは、馬の腸を塩水で洗い大きな鍋に入れ、かまどで4〜5時間煮た後、30分ほど蒸して作られます。
かまどで煮ないと美味しいおたぐりができないのだそうです。今時かまどのあるおうちもそうそうないでしょうから、お店で買うのが主流なのかも知れませんね。お店に山ほどおたぐりがあったのは、それだけ売れるからでしょう。
〆清さんは塩味でしたが、味噌で煮込んだり、フライパンでニンニク醤油と炒めたりして食べるといいとのことでしたので、持ち帰ったおたぐりは、ニンニク醤油味に炒めてみました。(下写真。)
居酒屋では冷めた状態で出てきたけど、温かい方がより美味しいですかね~。
ニンニク使うのは馬独特の匂いを和らげるにもいいかもしれない。(匂いが気になる方は。)
飯田や伊那に行かないと食べられない郷土料理なので、行って見つけたら是非食べてみて。
コレステロールも少なくて、健康にもいいみたいですよ~。
電話:0265-22-2276
営業時間:15:00~21:00
飯田駅から徒歩1分の場所にあるカウンターだけの小さな居酒屋。
おたぐりやおでんなど、長野の銘酒と共に軽く一杯やるのによい。雰囲気のあるお店です。
馬は鉄道やトラックなどの輸送機関がなかった時代に徴用されていましたが、関東近辺では、シルクを運んだいわゆるシルクロードに当たる地域では、食べられていた歴史があり、そのルート上に馬肉を食べさせる店は細々と残っていたりします。
それでも馬といえば、有名なのは熊本と長野でしょうか。そして、馬肉は食べれど、内蔵まで食べる地域になるとぐっと減ってきます。
さらにこのおたぐりは長野の中でも、伊那谷だけでしか食べられない郷土の味だそう。
馬の内臓は飯田市松尾の肉屋が出したのが始まり。
【飯田駅前にある〆清さんの外観。小さなお店。】
冒頭の写真のおたぐりはJR飯田駅前にある居酒屋〆清さんで頂いたおたぐりです。
カウンターだけの小さなお店で、座って注文したら、すぐさま出てくるのがこいつ。
電車の時間までかあるく一杯。爪楊枝でつつきながら頂きます。
ちょっと癖のある匂いがあって、好き嫌いが分かれると言いますが、・・・憶えてないなぁ?
それより豚モツなんかと違って、とにかく分厚くて弾力があって、そっちの印象が強かったです。
そして、塩味・味噌味・醤油味など、店や家庭によって味付けが違うらしいのですけども、 このお店のは塩味です。七味をちょいと効かせてピリリとさせて食べる。
確か土曜日の昼間に行ったんですよ。飯田線で豊橋からぐーーっと上がってきたんです。
三ツ輪さんで持ち帰りのおたぐり買って、お菓子屋さん冷やかしておやつ買って、電車の時間まで一杯。
そしたら、地元の常連さんとおぼしきおじさまが一人ふらりと入ってきて、注文も何もしてないのに、自動的にチューハイとつまみが供され、おじさまも無言で受け取ってグビリと飲んだ。
ああ、なんかすごい店だなぁと思って見てました。あうんの呼吸というか、なんというか。
私はカウンター席って苦手なのでアレですけど、行きつけの店っていいなぁと憧れてしまいました。
(ちなみに私にはそんなお店はない。まあ、そもそも昔から電車通勤じゃないですし。飲めない。)
飯田の名店もう一つ。三ツ輪さんのおたぐり
飯田の駅から徒歩15分くらいの場所ですかね。三ツ輪食堂さんもおたぐりを出すお店で有名です。ちょうど行った時に出前かなにかで店主がいなかったのですが、五分ほど待ったら戻ってこられ、おたぐりをお持ち帰りしました。
馬の腸の煮込んだのがはいったでっかいボウルがいくつもあったとかなんとか。
おたぐりは、馬の腸を塩水で洗い大きな鍋に入れ、かまどで4〜5時間煮た後、30分ほど蒸して作られます。
かまどで煮ないと美味しいおたぐりができないのだそうです。今時かまどのあるおうちもそうそうないでしょうから、お店で買うのが主流なのかも知れませんね。お店に山ほどおたぐりがあったのは、それだけ売れるからでしょう。
〆清さんは塩味でしたが、味噌で煮込んだり、フライパンでニンニク醤油と炒めたりして食べるといいとのことでしたので、持ち帰ったおたぐりは、ニンニク醤油味に炒めてみました。(下写真。)
居酒屋では冷めた状態で出てきたけど、温かい方がより美味しいですかね~。
ニンニク使うのは馬独特の匂いを和らげるにもいいかもしれない。(匂いが気になる方は。)
飯田や伊那に行かないと食べられない郷土料理なので、行って見つけたら是非食べてみて。
コレステロールも少なくて、健康にもいいみたいですよ~。
【飯田の三ツ輪さんのおたぐり。家に持ち帰ってニンニク醤油炒めで食べました】
〆清
住所:長野県飯田市元町5424-18電話:0265-22-2276
営業時間:15:00~21:00
飯田駅から徒歩1分の場所にあるカウンターだけの小さな居酒屋。
おたぐりやおでんなど、長野の銘酒と共に軽く一杯やるのによい。雰囲気のあるお店です。