柳川 ウナギのせいろ蒸し 若松屋 アップ 柳川といえば「柳川鍋の発祥の地なのかな?」とその名称から考えてしまいますが、この柳川鍋は江戸時代に日本橋の柳川屋という屋号のお店が始めたからその名がついた。
福岡県の柳川では名物は鰻です。柳川市のHPによりますと、江戸後期の頃から鰻漁が盛んで、当時の柳河藩が漁師や流通に関わる物から営業税を取っていた事実や大坂へ納入していた記録が残されており、当時から重要な特産物だったと記載されています。
全国的には鰻は蒲焼きを熱々ご飯にのせて食べますが、柳川では「せいろ蒸し」という食べ方もあります。観光客に人気なのはもちろんせいろ蒸し。食べてきました。

柳川 ウナギのせいろ蒸し 若松屋 食べる前 こちらが柳川の老舗のうなぎ屋さん若松屋のせいろ蒸し。安政年間創業だそうです。
せいろ蒸しを注文すると朱塗りの重箱が運ばれてきます。
一見すると鰻重と肝吸いのセットに見えます。

柳川 ウナギのせいろ蒸し 若松屋 お重の蓋を開けたところ 蓋をあけました。これがせいろ蒸しです。
重箱の中にさらにくすんだ色の木箱がはいっておりますね。

まず、炊いたご飯に特製の鰻のたれをまぶし、せいろに詰めてから蒸します。
鰻は鰻で別に蒲焼きにします。

その鰻の蒲焼きを「鰻のたれかけ蒸しご飯」の上に載っけて、それを更に蒸しあげる料理です。
最後にちょこんとのせた錦糸卵の黄色が映えますね。

柳川 ウナギのせいろ蒸し 若松屋 半分食べたとこ 半分きっちり食べたところです。普通の鰻重ならお重の底が見えますが、底にはせいろ。
せいろが入っている分一般的な鰻重よりご飯が少なめなのでぺろりと食べ進みます。

柳川 ウナギのせいろ蒸し 若松屋 半分食べたとこ 断面 角度を変えて見ました。断面をはっきり断層のように見ていただけます。
鰻の下にはたれがしみこんだご飯がびっしりと。断面が真っ茶色です。
ところで、このせいろですが、保温効果があるのか、最後まで冷めない優れもの。
写真かしゃかしゃ撮りながら、落ち着き無く食べていましたが、最後まで熱々でした。

柳川 ウナギのせいろ蒸し 若松屋 アップ 一口、鰻とご飯をすくってみたところです。
ご飯にたれがまんべんなく染みてるので、味が相当濃いと思ってしまいますが、
普通の鰻丼よりもむしろ薄味に仕上がっていました。
蒸気で蒸されている間に味がまんべんなく行き届き、また蒸気の水分が加わるからかも。
ふっくらとして美味しいです。

「ご飯を蒸す」「鰻を焼く」「ご飯に鰻を載っけてまた蒸す」という手間暇かかった料理で、
店を見渡すと9割近くのお客さんがその手間のかかったせいろ蒸しを注文していたので、
注文してから出てくるまでかなりの時間がかかります。
ちゃんとしたうなぎ屋さんは注文が来てから裁くので鰻喰いは待つのは普通かも知れないけど
柳川で鰻を食べる場合は、観光の時間配分も考えておいたほうが良さそうです。

柳川にうなぎ屋さんはいっぱいありますので、穴場的なお店を探すといいかも?

若松屋

柳川 ウナギのせいろ蒸し 若松屋 住所:福岡県柳川市沖端町26
電話:0944-72-3163 FAX0944-74-0500
営業時間:11:00~19:30(7・8月11:00~20:30)水曜休
ホームページ:http://ww22.tiki.ne.jp/~wakamatuya/

柳川と言えば川下りを楽しむ観光客が多いですが、その船着場横にお店を構えるお店。
蒲焼きから鰻丼、せいろ蒸しにう巻きなど一通りの鰻料理がそろいます。
私が訪れたのは土日だったので、観光客が多く、ほとんどがせいろ蒸しを食べてました。

若松屋うなぎ / 西鉄柳川駅矢加部駅徳益駅
昼総合点★★★★ 4.0