煮込み・鍋

三河の赤味噌で甘辛く煮込んだ玉木屋の愛知名物「どて煮」。

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安城のモツ煮込み どて煮 愛知 「どて煮」は鍋のふちに八丁味噌の土手を作り、中に水を入れておでんを煮込んだことから始まった料理。名古屋を中心に愛知県内で親しまれているが、ルーツは大阪という説がある。 元々は鉄板の上に味噌で土手を作り、その中でホルモンを焼く土手焼きから始まり、いつの間にか牛スジを煮込むようになったという。
愛知県内のおでん屋さんでお客さんがおでんを煮込みの中に落としてしまい、それが美味しかったから始まったなんていう話も聞いたことがあるが、こういう庶民料理はいろんなところから派生するものなのでどれも正しいかも知れません。

三河安城 玉木屋 どて煮 モツ煮 パック 観光客としてはおでん屋さんや居酒屋さんに行かなくては食べれないという思い込みもありますが、 広く親しまれている料理なので、汁物にもかかわらずお総菜屋さんで扱っています。
こちらは三河安城のお総菜屋さんでテイクアウトしたどて煮。
100グラム単位で量り売りしてくれます。400gでこの量です。
モツやこんにゃくなどの具材をすくいながら量った後で、汁を少し足してくれました。

三河安城 玉木屋 モツ煮 どて煮 鍋にあけたところ 翌日の晩ご飯のおかずです。鍋にひっくり返したところ。冷めているので固まってます。
見た目は茶色くて地味ですけど、女性が食いつく表現をすればコラーゲンたっぷりってとこ。

三河安城 玉木屋 モツ煮 どて煮 鍋で温め直す 弱火でクツクツ煮込んであげればちゃーんと煮込み(汁物)だってことがわかる。

三河安城 玉木屋 モツ煮 どて煮 温め直したどて煮を盛りつけてみました。これで半分くらいだったと思います。
関東でよく食べるモツ煮込みは醤油ベースなので、それに比べるとどす黒い。
玉木屋さんでは三河安城の赤味噌を使って作ってあるそうです。

三河安城 玉木屋 モツ煮 どて煮 ネギのせ 小皿に取り分けた後に小口切りにしたネギをバサッとかけていただきました。
お味は「名古屋の味だな~。」って味。(三河安城と一緒にしてはいけないのかもですが。)
赤味噌の濃厚な味に、たっぷりと砂糖が入っているので、見た目は辛そうだけど、辛くない。
甘いんですよ。
普段醤油ベースの煮込みに一味を振って食べているのでその対比でとっても甘く感じてしまう。
これが名古屋の(だから三河安城)の人たちの鉄板の味付けなんだろうなぁ。

安城のモツ煮込み どて煮 愛知 どて煮のアップです。モツとこんにゃくがたっぷり入っています。
私は赤味噌のお味噌汁が大好きなのですが、その理由はあのはっきりした塩辛さです。
だからもう少し甘さが控えめだと、たぶん私好みの味になることでしょう。
でもこれぞ郷土料理という感じで、地域によって違っておもしろいですね。

ちなみに半分をそのまま煮込みとして食べ、残り半分はカレーを入れてみましたら、
清水のもつカレーにそっくりな味になりました。
ガラムマサラだけではスパイスが足りなかったので、市販のカレールーを割って入れてみた。
スパイスがきいて、なかなかの味。二度美味しいお土産になりましたよ。


玉木屋

三河安城 玉木屋 お総菜や 外観 住所:愛知県安城市御幸本町7-12
電話:0566-74-1188, 0120-71-1885 FAX:0566-74-1189
営業時間:9:30~19:00 毎週日曜・第三月曜休
ホームページ:http://www.tamakiya-anjo.com/

三河安城の駅から徒歩5分くらいの場所にあるお総菜屋さん。お弁当もある。
駅周辺の商店街にはいくつもお総菜屋さんがあったので、付近は共働きが多いのかも?
それぞれのお店で扱っている商品に特徴があり、棲み分けている感じでした。
どて煮はビニール袋に入れた後、トレーに入れてさらにラップしてくれるので、
電車で持って帰るのも安心でしたよ。
安くて品揃えのよいお総菜屋さんがいっぱいあるので、家で料理作りたくなくなりそう。

玉木屋デリカテッセン / 安城駅南安城駅北安城駅
昼総合点★★★★ 4.0