新潟のみかづきでイタリアン。イタリアンだけどイタメシじゃない。
一般的に「イタリアン」と言えばイタリア料理を指す英語(の日本語読み)です。しかし、新潟で「イタリアン」と言えば、焼きそばにトマトベースのミートソースをかけた料理のことを言います。
戦後、新潟の甘味処「三日月」がお店で軽食を出すことを検討したとき、普通の焼きそばでは面白くないと試行錯誤の上で出したのが始まり。それが今では新潟のB級グルメの定番となりました。
もやしとキャベツがたっぷり入った焼きそばに、タマネギの甘味がきいた易しい味のミートソースをかけて食べる。いわゆるナポリタンと同じく、日本生まれのなんちゃって洋食といいますか、洋食なのか和食なのかわからない斬新な軽食です。
ナポリタンにあやかってイタリアンらしいっすよ。ネーミング。
こちらが定番のイタリアンです。太麺の焼きそばにミートソースがかかったものですね。
唐揚げはサイドメニューにあったのでトッピングとして追加注文してみた物です。
揚げ物のからりとした食感とニクっけが加わるので、箸休め的な感じで食べるのにちょうど良いです。
本当の箸休めは焼きそばらしく生姜なのですが、紅ショウガではなく白生姜だそうで。
いろんな意味で遊び心が満載の食べものです。
遊び心と言えばこちらもそう。ホワイトソースをかけたイタリアンです。
これにチーズをトッピングしたらホワイトグラタンっぽい風味になるんでしょうけども、
グラタンもちゃんとメニューにあったりするんですよ。ほんとに抜け目ない。
それと写真を見るとわかると思いますが、器が発泡スチロール製なんですよ。
店舗の写真撮るの忘れちゃったんですいませんけど、店の雰囲気もファストフード店。
誕生した当初の喫茶店の面影は全くないです。
一人前の量も少なめで、500円以下で食べられる手頃な料金なので、部活帰りの学生とか
ちょっと小腹が空いたときに食べるのに最適な軽食です。
新潟行ったら是非、食べてみてください。みかづきさん以外にも出すお店あるみたいですよ。