麺料理

長野は馬だけでなく羊も食べる。伊那名物ローメンうしお。

伊那のローメン 切り取り画像 ローメンというと「肉麺」を中国語で発音した時の音です。だから言葉通りに取れば肉入りの麺料理。
中国語では肉と言えば大体豚肉を指しており、それ以外の肉の時はニューロウ(牛肉)とかヤンロウ(羊肉)とか肉の前に肉の種類を加えるのが一般的です。

しかしところ変わってニッポンの長野県伊那地方。ここで言われるローメンは羊の肉を使います。
元々は炒肉麺でチャーローメンと呼ばれていたのが、いつの間にやら"炒"が略されローメンです。
炒めた羊肉やキャベツを使って作られる麺料理です。

焼きそばに近いソース味の汁のないローメンが名物のうしお

伊那名物ローメンうしおの入口 お店によって汁があるタイプと、スープのない焼きそばタイプがあります。
汁があるお店の代表格が萬里さんで、ここがローメンの発祥のお店だそうです。(行ってない。)
焼きそばタイプは味付けもソース味で、いかにも日本でできた麺料理という感じ。
その焼きそばタイプの有名店が「うしお」さんです。
飲食店や飲み屋以外は閉店してひっそりとしているのに、店に入ると「どこにいたの?」と驚くくらいに人がぎっしり。
ほとんどが地元の人ですが、時々私の様な地元外の人が混ざっている。そんな感じでした。

伊那ローメン 冒頭にも載せたローメンの写真がこちらです。クリックするとちょっとだけ大きくなります。
食べやすい大きさに切られたキャベツと羊(マトン)、麺をそれぞれ別々に炒めた後にウスターソースで味付けしてあります。
麺が一般的な焼きそばよりもずっと太くて、焼きそばとうどんの間くらい。
マトンは臭みがあったり、堅かったりするイメージですが、ニンニクなどで予め味付けがしてあり、
それほど癖があるような感じがしません。

そのままでも食べられますが、卓上にある調味料で味変も可能です。
カレー粉とかマヨネーズなどもオススメされていますが、まあ、まずくなるわけはないよね。

伊那 うしおの鶏焼き
豚のモツ 伊那のうしお


晩ご飯に立ち寄ったので、ローメンだけでなくつまみに鶏とかモツを頼んでみましたが、どちらも予想外の量でした。がっつり。おまけに〆が焼きそば(ローメン)だし。

モツは馬ではなくって豚のモツ。伊那だからといって、どこでも馬でもないのだな。

がっつりとしたつまみとビールをくいーって飲むような飾らないお店でした。
肉体労働した後とか、部活の後とか、体を使った後に行くと特に体にしみそうな味がいっぱいです。

うしお

伊那名物ローメンうしおの入口
住所:長野県伊那市荒井3460-1
電話:0265-72-4595
営業時間:11:30~13:00、17:00~21:30 日曜休

JR伊那駅から徒歩5分圏内にある汁なしローメンで有名なお店。
カウンター、テーブル、お座敷と狭い店内にぎっしりと席が設けてあり、お客さんで賑わっています。
カウンターで一人黙々と飲んでローメン食べて帰る人。地元の仲間と来る人。お子様を含めた家族で晩ご飯。
出張帰りに後輩連れて立ち寄っている先輩サラリーマンなど、実にバラエティに飛んだ客層のお店でした。
飲み屋の様な、食堂のような不思議な使われ方をするお店です。

うしおそば・うどん・麺類(その他) / 伊那市駅伊那北駅
夜総合点★★★☆☆ 3.0