東京の年越し：神田の老舗そば屋で年越しそば。

2016年1月25日麺料理そば東京 #神田,年越しそば

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2015年の年末は初めて神田の老舗そば屋に食べに行きました。
大晦日の年越しそばを求めて行列が出来るだろうというのはわかっていましたが、まさかあんなに朝早くから行列が伸びているとはつゆ知らず。
天気は良かれど風があってなかなかに厳しい待ち時間でしたが、久しぶりに日本の年末年始っぽい雰囲気を味わえたのがよかったです。おそばを食べるだけなら大晦日は外した方がいいけど（笑）

まず最初に驚いたのがこちらでした。大晦日は開店時間が1時間早めの10時なので、
10時過ぎに行って並ぼう・・・と思ったら、もう10時で店の前に大行列。
開店の数時間前から並んでおられるということだ。
行列に並ぶのがイヤなのでそういうお店に行くときは早めに着くように心がけていたつもりでしたが、完全に見誤っておりました。大晦日のそばやってすごい。

列は一つ目の角を周り、さらにずずーっと奥まで伸びています。
写真には写っていませんが、このあと、さらに右に列が折れてます。
私だけではなく、外国人観光客も含め多くの人が行列の写真を撮っていた。
この列に並んで、お店に入るまでだいたい1時間半ほどでした。

実は私の前に一人の男性がいたのですが、30分ほど並び列が半分くらい進んだところで、
「どのくらい並んだ？」とか言いながら、男性の息子夫婦らしき人がやって来ました。

「え？」と思ったのもつかの間、それからさらに次々と家族がやってきて、
最終的に1人だと思っていた人が6人に増殖。
さすがに6人ってのは「ちょっと待て！」と言いたくなるところだ。

よくよく周りを見ていると、こういう人はそれなりにいるみたいで、
これが列がなかなか進んでいかない理由の一つでもあります。
ただ、人数が多いと席が空かずに入るのが後回しになることもあって、
お店の入口付近まで来たところでこの大家族より先に入れて気が済んだ。

一人で来ている人など、50人抜きくらいで入れてましたよ。

右の写真は"かんだやぶそば"の行列です。以前火事で焼けちゃったお店。
いまは立て直してすっかり現代的なたたずまいになっています。
この行列もそれなりに長かったけど、まつやの方が長かった。
いつかこちらのお店も食べに行ってみよう。

神田まつや　お銚子

1時間半も並んだので、まずはお酒で体を少し温めたりする。

肝心のおそばです。もりそば（大盛）と天ぷらそば。
周りの人もこのどちらかを頼んでいる人が多かった感じがします。

さすがに老舗のそばは「だし」がそこいらのそばやとは全然違う。
相席ですし、ゆっくり味わえる雰囲気ではないですが、そもそもそばってそういう物でもないし、お客さんで満杯で活気があってよかったかも。
おそばもぷりぷりの天ぷらも美味しかった。次は並ばない時期に来たい。
（その前に、次回はやぶそば行って、またこのページに追加します。）

あと美味しかったのはお銚子と一緒に出てきたそばみそです。
そばの実が香ばしくてちょこっとしたつまみによいです。

そばの味も勿論良かったですが、並んだのはちょっと疲れたけど、
大晦日の東京の雰囲気も楽しめてよかったです。これも文化かな～と。